こんにちは。

 

最近は、ガソリン若干高い状態が続いてますねー。

 

今後、消費税率が10%に上がったら、さらに燃料の金銭的負担も増えるものと思われます。

さて、実は、ガソリンと軽油で、消費税の負担が異なるのをご存知でしょうか?

 

実はガソリンにはガソリン税(正式には揮発油税及び地方揮発油税。1リットルあたり53.8円)、軽油には軽油取引税(1リットルあたり32.1円)という税金が含まれています。

まず軽油取引税の金額に対し、消費税は課されません。例えば軽油取引税100円に対して、消費税がかからないので、軽油取引税の金額は100円のままです。

 

ガソリン税については、、、、!?

 

一方、ガソリン税については、、、、なんと消費税が課されます。

例えばガソリン代に含まれているガソリン税が100円だったとした場合、消費税率8%が課されて、ガソリン税は108円になってしまうのです。

 

結果、ガソリンはガソリン税部分も含めて総額に消費税が課されているのに対し、軽油は軽油取引税部分だけ消費税が課されないため、実質軽油の方が、消費税の負担が少ないことになります。

 

つまり、今後消費税率10%となったら、軽油より、ガソリンの方がさらに消費税の負担が大きくなってしまうのです。

 

二重課税では・・・?

 

この「ガソリン税に消費税が課される」問題は、二重課税ではないかと従来より指摘する意見もあります。

 

ただ専門家によると、ガソリン税は石油会社が負担する税金で、消費税や軽油取引税は消費者が負担する税金であるため、ガソリン税に消費税を課しても二重課税にならないということらしいのですが、、、、結局全部負担するのは消費者なので、なんともしっくりこないです、、、。

今後改正を願いたいものです。